2018年10月3日

変化しつつあるおせち文化

お正月と言えば年末におせち料理を作り、年を越したことを家族皆で祝ってみんなでゆっくりと過ごしながら食べるというのが一般的でした。

しかし現代ではライフスタイルは多種多様となっており、おせち料理を買うことも当たり前となってきましたし、中には準備すらしないという家庭も出てきています。また料理そのものも伝統的な物ばかりでなく、洋風料理のものであったり今までのもの以上に見栄えを意識したりといったものも出てきているのです。

ただ、このようにおせちの風習・文化が変わりつつあるのも当然のことと言えるかもしれません。というのも実はこの風習はその発祥は大変古いものでありつつも、これまでにも様々な形に姿を変えながら続いているものだからです。

そんなこの文化の発祥は弥生時代に季節の変わり目ごとに神様に作物を使った料理を捧げたことだと言われています。その後この風習は宮中行事として奈良時代から平安時代には定例的なものとなりました。

しかしこの当時はまだ一般家庭には広まってはいなかったのです。それが一般の家庭にも広まり出したのはずっと時代を進んで江戸時代の後期ごろです。この頃にはようやく今のスタイルであるお正月に長寿や健康、幸せを祈って食べるものという形となりました。

ただまだこの頃はおせちという名前ではなかったのです。それが現在の名前になったのは第二次世界大戦後にデパートなどでこの料理が売られるようになってからだと言われています。

おせちはこのように名前も内容も変わりながら続いてきた文化なのです。

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